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​産後ケアとは

産後ケアを通して、親になることを支えます。​

分娩後、妊娠や分娩によって

変化したからだが妊娠前の状態に

戻るまでの期間、あるいは、


分娩後のホルモンバランスの

変化に伴い精神的に不安定な期間、

母親になった女性の心身を癒し、

親子の愛着形成と、

親としての自立を促し、

社会復帰への援助を行う、

産後の女性を包括的に支援する実践をいう。

(一般社団法人産前産後ケア推進協会)

ママと赤ちゃんを新生児

​​産後ケアって何?

助産師等が中心となり、

母子に対して、母親の身体的回復と心理的な安定を促進するとともに、

母親自身がセルフケア能力を育み、

母子の愛着形成を促し、

母子とその家族が健やかな育児をすることを目的としています。

​(産前・産後サポート事業ガイドライン 産後ケア事業ガイドライン)



母子保健法 

産後ケア事業(第17条の2)市町村は、出産後1年を経過しない女子及び乳児の心身に応じた保健指導、療養に伴う世話又は育児に関する指導、相談その他の援助(産後ケア)を必要とする出産後1年を経過しない女子及び乳児につき、産後ケア事業を行うよう努めなければならない。​

*令和3年4月1日施行

(対象月齢は市町村の努力義務です。札幌市の対象月齢は生後6か月です)

​​産後ケアの内容

・お母さんが困っていること(赤ちゃんのあやし方、授乳、寝かしつけ、抱っこ、おんぶ、沐浴、夜泣き等)の相談をお聞きし、対処方法等をお伝えする。

・お母さんにゆっくり休息と十分な食事をとっていただく。

・お母さんの乳房のケアや手当の方法をお伝えする。​

​等

​(札幌市産後ケア事業のご案内)

・母体の体力の回復への支援

・産婦の母体管理・精神的ケア及び生活面の指導

・乳房手当に関する相談及び指導

・沐浴、授乳等育児手技に関する相談及び指導

・新生児及び乳児の発育・発達に関する相談及び指導

・家庭における子育てや生活に関する相談及び指導

​・その他必要とする育児に関する相談及び指導

​​(札幌市産後ケア事業実施要綱)


赤ちゃんの授乳
母性

​​産後ケアは誰が受けられるの?

札幌市産後ケア事業は

・家族等から家事、育児等の援助が受けられない


​・心身の不調または育児でお困りのことや心配なこと等がある​


・札幌市に住民票がある生後6か月未満の赤ちゃんとお母さん​

​​

・1家庭につき通算7日以内

の利用となります。

母親 

①産後に心身の不調又は育児不安等がある者

②その他、特に支援が必要と認められる者 

*初産・経産は問わない。多胎児家庭。

その他 

養親や里親も対象となります。

産後ケアの基本的な対象は母子ですが、父親についても、育児参加を促すことは重要で、父親への支援も対象となります。

​​(産前・産後サポート事業ガイドライン産後ケア事業ガイドライン)

産後ケアについて: サービス

​​産後ケアはどんな時に利用するの?

・実家が遠方、実家は近いけど介護や仕事をしている、親の体調不良、実母・義母と相性が合わない等サポートを受けられない。

・産後の心身の不調がある

・育児していて漠然とした不安がある​

・出産育児による睡眠不足・身体的疲労感があり、休養をしたい

・最近まともに食事してない

・できるだけ母乳で育てたいので授乳のケアが受けたい、おっぱいマッサージを受けたい、おっぱいをどのくらい飲めているか知りたい

・イライラしたり、つらくなっているので、話しを聞いて欲しい​

・赤ちゃんは置くと泣くので、ずっと抱っこで困っている

​・育児(沐浴・授乳・抱っこ等)練習したい

・赤ちゃんとどう過ごしてよいかどう遊んだらよいかわからない

・赤ちゃんとの生活リズムがつかめない

・赤ちゃんの発育・発達を確認したい、赤ちゃんの体重が増えているか心配、ミルクの量を知りたい。

​・助産師の専門的なアドバイスが欲しい

・家族等に育児に関する指導(沐浴・抱っこ・赤ちゃんの発育発達等)をしてほしい

産後ケアについて: テキスト

​​札幌市産後ケア事業

一人ひとりに寄り添う支援

​​産後ケアのご利用方法

①お気軽にお問い合わせください

②お電話でお話をお伺いし、保健所に利用申請を致します。

③利用の可否が決定しましたら助産院よりご連絡いたします。

​​お問合せ・申し込み

​まずはお電話でお問い合わせください。

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産後ケアについて: サービス
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​産後ケアの流れ

11:00 オリエンテーション 

問診・ケアプランを一緒に考えます。バースレビュー、赤ちゃんの体重測定、授乳、母乳量測定。

気になることは何でも聞いて下さい。


12:00 ランチタイム からだに優しい 美味しいご飯をゆっくり食べていただきます。

その間赤ちゃんはお預かりします。


13:00 ご希望のメニューをしましょう

おっぱいケア・からだケア・リラックスタイム・休息・抱っこや沐浴等の練習・赤ちゃんの遊び・育児相談・質問タイム


14:00 授乳 


15:00 帰宅

※できるだけ、来院して授乳になるようなタイミングでお越しください。

産後ケア4時間の間に2回授乳を確認することができます。

産後ケアについて: ようこそ!

​​利用料金

一般世帯 2500円

​生活保護・市民税課税世帯 1000円


多胎児(双子・三つ子等)の場合も同じ料金です 



※上のお子さんのお世話は事業対象ではありません

一緒に来ていただいても構いませんが、お世話やお相手はお母さまにお願いします。その間の赤ちゃんのお世話は致します。

兄姉の利用の場合 お食事代500円/人いただきます。

産後ケアについて: テキスト

​持ち物

​​母子健康手帳・保険証・必要な母子の衣類・オムツ・おしり拭き・ミルク・哺乳瓶

産後ケアについて: テキスト

​​プロフィール

経験と専門知識

​学歴

1987年 弘前大学医療技術短期大学部看護学科卒業

1988年 弘前大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻修了

​1989年 北海道立衛生学院保健婦科修了

資格 看護師・助産師・保健師

​​職歴

1989年~札幌厚生病院産婦人科勤務

1993年~千葉県柏保健所新生児訪問指導員

千葉県柏保健所臨時職員

​1995年~北見赤十字病院産婦人科勤務

​​子育て

1996年 第1子出産(勤めていた病院で出産)

1998年 第2子出産(助産師さんに来ていただいて自宅出産)

今のお仕事+α

2000年~札幌市妊産婦新生児訪問指導員

2016年~産後ケア実施

2016年~札幌feeling​子育ての会

​​2018年 身体調和基礎研修

産後ケアについて: 履歴書
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